…お忍びで「サイクルモード大阪」を偵察。
東京に比べて出展社がやや少ない様だが、それなりに賑わっている。
さて、各メーカー自慢の旗艦モデルをアピールし、来場者も熱心に見入っていた。
最新のハイエンドで高性能なアイテムが所狭し、と展示してあるなかで、オイラのハートを掴んだのは、、、
「チドリ」と「アーチワイヤー」
これ、実に良い。
「DIACOMPE 2001」チドリは、両端にアーチワイヤーを引っ掛ける為の折り返しがあり、ブレーキのリターンスプリングを弱くしても、アーチワイヤーがタワまないんですねー。ちなみに黒の2001BLは袋ナットの頭は三角で、これまた良い雰囲気。
このチドリに同じくDIA COMPEの複ヨリアーチワイヤー(1276-300EZR)を組み合わせれば、美しいアーチラインを描く事が出来る。レバータッチもギュッとしなやか。
カンチブレーキのレバータッチは、このチドリとアーチワイヤーが、重要な役割をしている、とオイラは考えております。
Vブレーキ以前のカンチブレーキは、様々な工夫を経て、幅広いセッティング(ブレーキタッチ)を再現したモノです。
いや、しかし、もう既に生産中止になっているかと思いきや、まだ現役だったんですね〜(涙)
さらに、SUGINOエンジニアリングのブースには、チェンリングスペーサーなんてモノもある。昔はアルミ打ち出しのシルバーだったが、黒に装飾され、立派なパッケージになっていた。
コイツは、チェンが落ちやすい時に、上手〜く使ってやると良いんですね〜
海外製品に押され気味…と言われる事もあるけれど、いやいや、日本のメーカーさん、本当に頑張って居られます。
派手な商品の影で、こーゆーパーツが細々と作られているのには、ホッとした。
何だか急に「GRAN COMPE」で一台組みたくなったなぁ…