March 20, 2011

山ライド@Newタイヤ

8767dd2d.jpg晴天の土曜、HUTCHINSONのニュータイヤCOUGAR(クーガー)の初ライド。


HUT曰く、石の多い路面、ドライ路面を想定。コーナーリングの安定を考えサイドノブを高く、転がりを軽くする為にセンターノブを低くした、とのこと。

また、チューブレスレディはサイドウォールを強化し、サイドカットのリスクを抑える「ハードスキン」を採用。

軽量バージョンのチューブレスライトが655gに対してチューブレスレディ・ハードスキンが660gだから、重量増はごく僅か(シーラントを入れたとしても)

Tire :Tubeless Ready Hard skin 26-2.1
Tire pressure :F:1.9
        R:1.9
Bike:ORBEA ALMA 09Mod.

この日のフィールドは某●●山。当然、Trailへのインパクトを考えてレーシングライドではなく、普通〜〜のMTBライドの範疇で走行。

特別に「テストをするぞ〜〜!」と息巻いて走ったワケでは無いので、軽く第一印象程度の感想。


今までのHUTは絶対的グリップ感よりも、コントロール性を重視したようなタイヤが多かった。PYTHON、Chameleon、Mosquitoはその典型。

唐突な挙動変化を起こすことなく、ライダーには常に的確なロードインフォメーションを提供してくれた。

オイラは、その特性から「ライディングテクニック養成タイヤ」と密かに呼んでいた。


そして、COUGAR。
TRAILに入って直ぐに感じたこと。今までのHUTタイヤに比べると、オンザレール感が強くなったな〜という印象。
ちょっとイジワルして、バイクを急激に倒しこんでも、ズバッ!とフロントが突然抜ける様なことはなく、「ズ……ズズ…ズズズズ〜〜〜」と緩やかな印象。

今までFrontに使っていたTOROと比べてみると、中途半端にBikeを寝かした時の安心感が向上している気がした。


とりあえず、HUTの狙った性能は十二分に感じ取ることはできた。恐らく、林道やガレ場などでは、Front,Rearともに、サイドグリップ、トラクション共に満足のゆく性能を発揮してくれそう。この辺りは、また改めて別のフィールドで試してみたい。


難点はセンターノブを低くした、とは言ってもやはり舗装路での転がりの重さは感じてしまう。もっともPiranhaやPythonと比べた場合なので、タイヤ全体のパフォーマンスからすると、舗装路については有る程度、割り切る必要は有るだろう。


COUGAR、初Rideの印象は好感触♪



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